小さい。葉はあるが、苞葉のような小さなものが1、2枚のみ。花はギンラン var. erectaに似て、距が長めである。大きさも似たようなもので、頭が少々重そうである。
GreenListではギンランの変種とされているが、『日本のラン ハンドブック ?低地・低山編(文一総合出版、2015)』では独立種 C. subaphyllaとしている。「葉とともに花の形態が異なっている」とのことである。
上の写真の場所では他の草が繁っていない場所や、道端でよく見かけた。土は腐植質というよりも砂利のようなところだったように思う。
そういうところでないと他種との競争に負けてしまうのだろう。ただし、光合成にはあまり頼っていないようなので、光競争ではなさそうである。陣取り合戦か、菌根菌か、それとも微気象が不適となるのか。
色々と苦労があるのだろう。
(更新日:2018/02/03)